コンサルを募集しても1件も申し込みが来ない。 そうなると、募集文の書き方が下手なのだと考えたくなると思います。
でも、文章を直す前に確かめてほしいことがあります。 「誰に、何を約束して、いくらで出しているか」を、自分で1文ずつ言えるかどうかです。
セールスコピー大全の著者は、108人に無料でコンサルをした結果をこうまとめています。 うまくいかない原因の99パーセントは文章のうまさではなく、売れる提案がないことだった、と。 だから時間の使い方は「考える8割、書く2割」です。 この講座は、その「考える8割」の部分だけを扱います。
副業で教材やコンサルを売っている人が止まる所は、だいたい次のどれかです。
どれも才能の問題ではありません。 決める順番を知らないまま、文章や値段を先に決めてしまっているだけです。
自分の商品1つについて、買う人・困りごと・約束する結果・値段・入口と本命の並べ方を、1枚の紙で決められること。
売り方の型を全部知る必要はありません。 本や講座にある心理テクニックは何十個もありますが、1枚が埋まれば募集文はそこから書けます。
自分の商品を1つ選び、次の5つを1枚にまとめます。
書き方の見本はNo.04の最後にあります。 コンサルが1件も決まっていないなら、そのコンサルで書くのがおすすめです。
文章の書き方は、1枚が埋まってからで間に合います。 1枚が埋まらないまま文章を磨いても、言うことが無いので磨けません。
講座は、実際に決める順に2つの区分で並べています。
○ 区分1 誰に何を約束するか(No.01〜02)
No.01 買う人と困りごとを1人に絞る/No.02 約束する結果と、断る人。「〇〇で困っている△△が、□□できるようになる」と1文で言えれば十分です
○ 区分2 いくらで、どう並べるか(No.03〜04)
No.03 値段を3つの物差しで決める/No.04 入口の商品と本命の並べ方。値段の根拠を3行で書けて、入口から本命へ1本の線が引ければ十分です
区分1が一番大事で、一番止まりやすい所です。 言葉は簡単なのに、自分の商品に当てはめると手が止まります。 ここが決まれば、区分2の値段も並べ方も、ほとんど自然に決まります。
区分2は、考え方は少なく、数字を集める手間がかかる区分です。 手数料や相場の数字は変わるので、数字そのものより「どこで調べるか」を覚えます。
最後に呼び方の約束です。 この講座では、お金を払う人を「買う人」、商品を買って変わる中身を「約束する結果」、安くて試しやすい商品を「入口の商品」、一番売りたい商品を「本命の商品」と呼びます。 本によっては、フロントエンド・バックエンドと書かれています。
文章より先に、誰に・何を約束して・いくらで出すかを決める。卒業課題は、自分の商品1つを1枚の紙にまとめること。
出典:大橋一慶『セールスコピー大全』ぱる出版、2021年(要点は手元の要約ノートから。本文の引用は短くしています)